【7】表の利用

○基礎知識

1.表を作成するときは、<table></table> のタグで表を作ることを宣言し、その
  間に、行を作成する <tr></tr>を入力します。さらにその間に <td></td>
  を入力して、ひとつひとつの『セル』を定義していきます。

 ☆縦横の罫線で区切られた四角い部分を『セル』といいます。

2.罫線をすべて消してしまうこともできます。またセルの中には文字列ばかりでなく
  画像を入れることもできます。

3.この『テーブル』をうまく活用すると、かなり凝ったHPの作成が可能です。

○HTML入力

@.「平成維新憲章」の文を表の中に入れます。

 ☆「平成維新憲章」の文字列を見出しとし、その下に、左側に1〜3、右側に4〜5
  を配置する形の表を作ります。

 a.「kensyo.html」のソースを表示させます。

 b.「平成維新憲章」の文全体を挟む <pre></pre> を一度削除します。

 c.<pre> のあった位置に下記のように『テーブル』のタグを入力します。

   <table align="center" border="5" bordercolor="blue" cellpadding="5">

 ☆ align は表の位置、border は表の外枠の太さ、bordercolor は線の色を指定して
   います。また、cellpadding は、セルの余白を設定する属性です。

 d.続けて <tr>で行の開始を指定し、さらに <th colspan="2">と入力します。

 ☆ th は表の見出しを設定するタグで、colspan はセルの横の結合を指定する属性で
   す。 "2" は、結合するセルの数を表しています。

 e.見出しの「平成維新憲章」の文字列を挟む <i></i> を削除し、 字体を斜体
   から戻します。

 f.</font> の次に見出し終了の</th>、続けて行終了の</tr>を入力します。

 g.続けて、新しい行の始まりの <tr> を入力し、セルの開始の <td> 、続けて
   桁ずれを直す <pre> を入力します。

 h.憲章の3の最後の文字列(⇒ ます。)の下の行に、</pre></td> と入力し、
   セルを一度閉じます。

 i.憲章の4の文の前の行にも、セルの開始の <td> と <pre> を入力します。

 j.憲章の5の最後の文字列の下の行に、</pre></td></tr></table>と入力
   し、セル、行、テーブルを終了させます。

 ☆表は、一番長い文字列に合わせて全体の大きさが変更されます。上記のままだと、
  憲章1の文の2行目に「、」がひとつ余計に入っているので、表の左右のバランス
  が崩れます。バランスを合わせるために「、」は削除して下さい。

 ☆1〜3と4〜5では行数が異なります。ですから5の下に [Enter]で改行をいく
  つか入れて下さい。また、適当に[Enter] で改行し、全体のバランスを取って下
  さい。( pre で文を挟んでいるので[Enter]でOKです。)

 k.上書き保存し、HPに画面を切替え更新し、表ができているか確認して下さい。

           《HP「第2学習会−その7の完成HP」の@が見本です。》

A.@で作った表の罫線を消してみます。

 a.<table> から </table> までをすべてコピーし、</table>の下の行に貼り
   付けます(間にいくつか <br> の改行を入れて見やすくして下さい)。

 ☆ <table> から </table> まで、同じものが2つできたことになります。

 b.コピーした方の border の値を0にし、 bordercolor の属性を削除します。

   <table align="center" border="0" cellpadding="5">

 ☆ border の値を0にすると罫線は外枠も含めて表示されません。

 c.上書き保存、更新し、罫線がなくなっているかを確認して下さい。

                   《「その7の完成HP」のAが見本です。》

B.@で作った表を変形させます。

 ☆「平成維新憲章」の表題及び1〜3を一つの表とし、表題の下に、1〜3を一行の
  文字数を変更して横に並べます。
  また、4〜5も一つの表とし、現在の大きさで横に並べます。

 a.@の <table> から </table> までをコピーし、Aの </table>の下の行に
   貼り付けます(間にいくつか <br> の改行を入れて見やすくして下さい)。

 b.線の色をブルーからグリーンに変更します。

 ☆ bordercolor の値を、blue から green に変更します。 

   <table align="center" border="5" bordercolor="green" cellpadding="5">

 ☆16種類の色は、名前で指定することができます。***P225参照***

 c.結合させるセルの数が三つになるので、colspan の値を3に変更します。

 d.憲章文の1と2の間、2と3の間に、</pre></td><td><pre> を入れ、
   セルを別々にします。

 e.1〜3の文章を一行の文字数が15文字(スペースも入れて)になるように修正
   します。

 ☆@で削除した、憲章1の「、」をここで復活させて下さい。

 f.3の文章の下の</pre></td><td><pre>のうち、<td><pre>を削除し、
   そこに行とテーブルの終了タグ </tr></table> を入力し、表を閉じます。

 g.4〜5は別の表にするので、続けて、<table 〜 > をコピーして貼り付け、行
   の開始タグ等もコピーして貼り付けます。

   <table align="center" border="5" bordercolor="green" cellpadding="5">
     <tr><td><pre>

 h.4と5の間にも、</pre></td><td><pre> を入れます。

 i.上書き保存、更新し、表の形が変わっているのを確認して下さい。

                   《「その7の完成HP」のBが見本です。》

C.Bで作った表の罫線を消し、各セルに背景色をつけます。

 a.Bの <table> から </table> までをコピーし、 下の行に貼り付けます。

 b.border の値を0にし、 bordercolor の属性を削除します。

 c.見出しの <th> 及び、セル開始の <td> に bgcolor の属性を追加し、それ
   ぞれに色のコードを指定します。

 ☆見出し ⇒ <th bgcolor="#ffbb33" colspan="3">
    憲章の1 ⇒ <td bgcolor="#ffddff"> 憲章の2 ⇒ <td bgcolor="#bbffff">
  憲章の3 ⇒ <td bgcolor="#bbff00"> 憲章の4 ⇒ <td bgcolor="#ffbb99">
  憲章の5 ⇒ <td bgcolor="#ffff55">

 d.上書き保存し、HPに画面を切替え更新し、罫線がなくなり、それぞれのセルが
   カラフルになっていることを確認して下さい。

                   《「その7の完成HP」のCが見本です。》

 ☆画面上のセルの背景色は、印刷には反映されません。

       ↓

◎これで第7回目は終了です。

                           第2回学習会【その8】へ

                           第2回学習会 目次へ








100MB無料ホームページ可愛いサーバロリポップClick Here!